先月22日、江ノ電の極楽寺検車区で300系のうちの一編成である303Fが引退するのを記念したイベントが行われ、私も行ってまいりました。江ノ電らしさが残る車両の引退ということで、会場には大勢のファンが詰め掛けていましたが、江ノ電といえばやはりこの300系のような車両が思い出されるので、今回の引退は寂しいものがありますね。
その帰り、最寄である極楽寺駅で硬券入場券を買ってきました。極楽寺駅といえば、平屋のこじんまりとした小さな駅で、駅前に立つ赤い丸ポストとの組み合わせは格好の写真の被写体となっています。そんな駅の硬券入場券ですが、この駅でも近代化の波は待ったなく押し寄せていて、改札前にはPASMOのタッチセンサーが設置されていました。しかし駅前に立って見ると、そのタッチセンサーはほとんど気にならないほどの存在で、思っているよりうるさいものではありませんでした。東京から近いところでこうした駅舎が残っているのはなんかうれしいものですね。